2月5日におもうこと/ジャニーズWESTが生まれた日
1年前の今日、日生劇場で初日を迎えた「なにわ侍 ハロー東京」
あれから色んなことがめまぐるしく駆け抜けてもう1年、いやまだ1年?
ぜんぜんぴんとこないけど生まれたてのジャニーズWESTを必死に追いかけていて
今でもときどき夢のなかにいるようなふんわりとした気持ちになることがあります。
2014年のカウコンでデビューが発表されたときは驚いて戸惑って、でもしげおかくんが抱いていた大きな夢が叶うということ、それはわたしにとって良い知らせではありました。しげおかくんがデビュー組の仲間入りをすることは間違いなく幸福なことだし、短い間とはいえ彼がジュニア時代にとても努力しているのを見ていたので報われてよかったと心からほっとしました。他担のともだちからも「デビューおめでとう!」「よかったね!」とたくさん連絡が来てなんだかくすぐったかった。ジャニヲタとしてもぺーぺーで今までデビュー組しか応援したことがなかったからジュニアを応援することもその子のデビューの瞬間に立ち会えることもすべてがはじめてで。ドキドキしました。
このとき披露した「ええじゃないか」はずっと耳について、頭の中をぐるぐるぐるぐるまわって、なにがなんだかよくわからない。
よくわからないのがなんでデビューするのはしげおかくん、望くん、アキトくん、淳太くんの4人だけなのか。
4人、でデビューしてCD出して音楽番組に出ておおきな看板出してもらってドラマに映画・・・・
正直、グループとしての将来がまったく見えなくて、もやもやしたままともだちと話していたらどんどん気持ちが暗くなっていくようでした。
このもやもやを確信したのが城ホの「あけおめ」コンサート。
いちおう、'デビューおめでとう'うちわを作ったのにとてもじゃないけど掲げる雰囲気ではなかったのです。今思えば当たり前だけど。関ジュの現場って全員ファミリーのような空気感があるからいつもとのギャップが大きい。ひんやりとつめたい。
こんなにたくさんメンバーがいるのにデビュー出来るのはたった4人だけだなんて残酷な世界だと感じました。セクゾがデビューした時は各所で悲痛の叫びが聞こえたのを知っていたから、デビューってそんなに簡単に、理想的に出来るものではないのだろうなと諦め受け入れることしか出来ないと思っていました。事務所からしたらぜんぶビジネスだから。そのなかでしげおかくんが進む道を信じてじっと見守るしかありません。わたしには。
そうこうしているうちになにわ侍が発表されて、いったい何をやる気なんだ、CD発売までの間我々はどうしたらいいんだろうとなんとも微妙な気持ちのままとりあえずチケットを抑えとりあえず足を確保しとりあえず日生劇場へ向かったのでした。このへんの記憶あんまりない。
初日。会場の雰囲気とグッズのラインナップと偉いさんと思われるスーツの方々とカメラの数で察しました。もしかして、があるかな。なんて。虹って完全にそうだよね。
わたしの予想はあってるよね。いやだって。でも。
幕が上がり劇のストーリーに心をえぐられつつ、’ここまでえぐったんならきっと修復してくれるんだよね?そのつもりだよね?’と余裕か不安かゆらゆらしながら。
一幕はほんとうにキツかったです。それから二幕でドドーンと7人でCDデビューします!とお知らせされて体の力が抜けました。となりの神山担の方と初対面だったのに顔見合わせてわぁぁんと泣いたのを思い出します。
わたしは今までしげおかくんしか見ていないつもりだったけど、わたしが好きなのは仲間とともに切磋琢磨するしげおかくんだったのです。しげおかくんが信頼し尊敬する仲間と一緒にいる姿を追いかけたかったのです。
舞台に立つ7人を見て、ぼやぼやだった視界がやっとクリアになりました。
彼らの将来がやっと見えた。
7人ならどんな大きな夢だって描けるようなたくましさがあります。
ジャニーズWESTのみんなが、納得のいかない道を提示されたときにきちんと立ち向かえる強いひとたちでよかった。今応援していていちばん幸せなグループだと胸を張って言えます。
現場に行く度、メンバーのことを好きになっていくのがとてもたのしいです。
全員みつめるのはなかなかたいへんですけれど。にぎやかなのがたのしいね。
これからもっともっと皆のことを知って、好きをいっぱい見つけてジャニーズWESTというグループを深く愛してゆきたいなと思います。